災害時に蓄電池があると何ができる?停電時に使える家電・使用時間・選び方を解説

何ができる?
家庭用蓄電池があれば、ためておいた電気を非常時に使うことができます。
災害によって電力会社からの電気が止まった場合でも、
蓄電池に電気が残っていれば、
蓄えた電気をご家庭で使用できます。
機種や設備構成によって異なりますが、
- 冷蔵庫
- 照明
- スマートフォン充電
- テレビ
- Wi-Fi
- エアコン
- その他住宅設備
などを使える可能性があります。
災害時の安心を考えるなら、「何kWhためられるか」だけではなく、
停電時にどの設備へ、どれだけの電気を供給できるかまで確認することが重要です。
電気を使える暮らしへ
家庭用蓄電池を取り扱っています
電気代削減だけでなく、災害・停電対策まで考えて、
ご家庭に合った容量・機種をご提案します。
なぜ災害時に蓄電池が役立つの?
通常、住宅は電力会社から送られてくる電気を使っています。
しかし地震・台風・豪雨・落雷などによって送電設備にトラブルが起こると、
停電する可能性があります。
家庭用蓄電池は、
あらかじめ電気をためておくことができる設備
です。
停電が発生した際には、
対応する蓄電システムが停電を検知し、
蓄電池に残っている電気を住宅へ供給します。
普段
太陽光発電の余った電気などを蓄電
↓
夜間
ためた電気を家庭で使用
↓
停電・災害時
ためておいた電気を非常用電源として活用
災害時に蓄電池で使える家電は?
実際に使える家電は、
- 蓄電池の容量
- 蓄電池の出力
- 全負荷か特定負荷か
- 100V・200Vへの対応
- 家電の消費電力
などによって変わります。
食材や飲料を保存するため、停電時にも優先して電源を確保したい家電のひとつです。
夜間の停電では、安全に移動するためにも照明の確保が重要です。
災害情報の収集や家族との連絡手段を確保するため、充電環境があると安心です。
通信回線側が利用できる状況であれば、家庭内のインターネット環境を維持できる場合があります。
災害情報を確認するための情報源として活用できます。
全負荷型や200V対応の蓄電システムなどでは、設備条件・出力の範囲内でエアコンを使用できる場合があります。
蓄電池があれば家中の家電を無制限に使えるわけではありません。
停電時には蓄電池の最大出力があります。
エアコン・IH・電子レンジ・ドライヤーなど消費電力の大きな機器を同時に使うと、
出力上限を超える場合があります。
「容量」と「出力」は違います
蓄電池選びでよく出てくる数字に、
kWhとkW
があります。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| kWh | 蓄電池にどのくらい電気をためられるか。 いわば「電池の大きさ」です。 |
| kW | 一度にどのくらいの電気を取り出せるか。 いわば「一度に使える電力」です。 |
災害時に長時間使いたい場合は容量が重要ですが、
エアコンなど大きな電力を使用する場合は
出力も重要
です。
蓄電池は停電時に何時間使える?
使用できる時間は、
蓄電池容量と使用する家電の消費電力
によって大きく変わります。
考え方としては、
使用可能時間の目安 = 使用できる蓄電量 ÷ 使用電力
例えば、仮に10kWhの電気をすべて利用でき、
家庭で平均500W(0.5kW)を使い続けたとすると、
単純計算では約20時間です。
ただし実際には、
- 実際に使用できる蓄電容量
- 変換ロス
- 待機電力
- 家電の消費電力変動
- 停電用として確保する残量
などがあるため、
実際の使用時間は単純計算より短くなる場合があります。
全負荷型と特定負荷型の違い
災害対策を目的に蓄電池を選ぶ場合、
特に確認したいのが
全負荷型と特定負荷型
です。
| 比較 | 全負荷型 | 特定負荷型 |
|---|---|---|
| 停電時 | 住宅全体をバックアップするタイプ | あらかじめ選んだ回路をバックアップ |
| 使える場所 | 幅広い | 限定される |
| 200V | 対応機種あり | 機種により異なる |
| メリット | 停電時も普段に近い生活をしやすい | 必要な設備へ電気を集中しやすい |
| 注意点 | 大きな家電の同時使用には出力確認が必要 | 非常時に使いたい回路を事前に考える必要がある |
太陽光+蓄電池なら長期停電にも備えやすい
蓄電池だけの場合、
ためていた電気を使い切れば電池は空になります。
しかし太陽光発電と組み合わせている住宅では、
対応するシステム構成であれば、
停電中でも昼間に太陽光で発電しながら蓄電池へ充電
できる場合があります。
昼間
↓
太陽光発電
↓
家庭で電気を使用
+
余った電気を蓄電池へ充電
↓
夜間は蓄電池の電気を使用
長期間の停電を想定する場合、
蓄電池単体だけでなく太陽光発電との組み合わせ
も大きなポイントです。
災害前に蓄電池を満充電へできる機種も
家庭用蓄電システムには、
停電に備えて一定量の電気を残しておく
停電用容量の設定
ができる製品があります。
さらにメーカーやシステムによっては、
台風など自然災害が近づいている際に、
通常運転より蓄電池への充電を優先する機能
を備えています。
HEMSやクラウドサービスと連携し、
災害情報などをもとに制御するシステムもあります。
災害が起きてから充電するのではなく、
災害が来る前から電気を確保しておく。
これも家庭用蓄電池ならではの災害対策です。
ただし「蓄電残量0%」では使えません
蓄電池を設置していても、
停電が発生した瞬間に蓄電池が空であれば、
当然ながら使える電気はありません。
そのため災害対策を重視する場合は、
日常運転でも
非常時用の残量をどの程度確保するか
を考えることが重要です。
製品によっては、
停電用に一定割合を残す設定ができます。
災害対策で蓄電池を選ぶ5つのポイント
01
蓄電容量
何kWhためられるかを確認します。家族人数・停電時に使用したい設備から考えることが重要です。
02
停電時の出力
一度にどれだけの家電を使えるかに関係します。
03
全負荷・特定負荷
停電時に住宅全体へ電気を送るのか、必要な回路に限定するのかを確認します。
04
200V対応
エアコン・IHなど200V機器を停電時にも使いたい場合は対応機種か確認します。
05
太陽光発電との連携
長期停電に備える場合は、停電時にも太陽光から蓄電池へ充電できる構成か確認します。
桃太郎ソーラーにご相談ください
ご家族人数・停電時に使いたい家電・現在の太陽光設備を確認し、
災害対策まで考えた蓄電池をご提案します。
桃太郎ソーラーでも家庭用蓄電池を取り扱っています
桃太郎ソーラーでは、
家庭用蓄電池の販売・設計・施工
に対応しています。
これから太陽光と一緒に導入する場合だけでなく、
すでに太陽光発電を設置している住宅への蓄電池後付け
もご相談いただけます。
単純に容量の大きな商品をおすすめするのではなく、
- 現在の太陽光発電容量
- 年間発電量
- 電気使用量
- 夜間の使用量
- 停電時に使いたい設備
- 設置スペース
- 既設パワコン
などを確認してご提案します。
「電気代を下げたい」と
「災害時の安心を確保したい」では、
最適な蓄電池の選び方が違う場合があります。
桃太郎ソーラーでは、
普段の経済性と非常時の使い方の両方から蓄電池を検討します。
蓄電池導入後の電気代シミュレーションも可能
家庭用蓄電池は、
災害対策だけの設備ではありません。
普段は太陽光でつくった電気をためて夜間に使用することで、
電力会社から購入する電力量を減らせる可能性
があります。
桃太郎ソーラーでは、
- 現在の電気料金
- 電気使用量
- 太陽光発電量
- 売電量
- 蓄電池容量
などを確認し、
蓄電池導入後の電気代削減シミュレーション
も行っています。
こんな方は蓄電池をご検討ください
- 地震などの停電が心配
- 台風による長時間停電へ備えたい
- 冷蔵庫だけでも動かしたい
- スマートフォンの充電を確保したい
- 小さな子どもがいる
- 高齢者がいる
- 停電時もエアコンを使いたい
- 太陽光を非常時にも活用したい
- 卒FIT後の太陽光を有効活用したい
よくある質問
機種・容量・出力・全負荷または特定負荷などによって異なります。全負荷型でも、最大出力を超えて家電を同時使用することはできません。
対応する蓄電池や設備構成であれば使用できる場合があります。200V対応の有無や停電時出力を確認する必要があります。
自立運転機能を備えた太陽光発電では、停電時でも昼間の発電中に自立運転用コンセントなどから電気を使用できる場合があります。蓄電池を組み合わせることで、発電していない夜間にも蓄えた電気を利用できます。
はい。桃太郎ソーラーでは既設太陽光発電への蓄電池後付けもご相談いただけます。現在の太陽光メーカー・容量・パワコンなどを確認してご提案します。
ご家族人数、電気使用量、太陽光発電量、停電時に使用したい家電などによって異なります。大容量であれば必ず最適というわけではありません。
もちろんです。電気代削減だけではなく、停電時にどの設備を何時間程度使いたいかを確認して蓄電池をご提案します。
まとめ|災害時の「電気が使えない」を蓄電池で備える
災害そのものを防ぐことはできません。
しかし、
停電したときに電気を使える環境を準備しておくこと
はできます。
家庭用蓄電池があれば、
- 冷蔵庫
- 照明
- スマートフォン
- Wi-Fi
- テレビ
- 対応条件下でエアコンなど
へ電気を供給できる可能性があります。
さらに太陽光発電と組み合わせることで、
停電が長期化した場合にも
昼間に発電して、夜に蓄電池から使う
という備えが可能になります。
普段は電気代削減に。
もしものときは、ご家族を守る電源に。
家庭用蓄電池は、
日常と災害時の両方で活用できる住宅設備です。
家庭用蓄電池をご検討ください。
桃太郎ソーラーでは家庭用蓄電池を取り扱っています。
容量・停電時出力・全負荷・200V対応などを比較し、ご家庭に合った蓄電池をご提案します。
※停電時に使用できる家電・時間・出力・200V対応・太陽光からの充電可否等は、蓄電池の機種、設備構成、蓄電残量、太陽光発電量、住宅設備、家電の消費電力等によって異なります。記載している使用時間は考え方を説明するための参考例であり、実際の使用時間を保証するものではありません。
参考情報
・経済産業省/一般社団法人 日本電機工業会
家庭用蓄電システムのレジリエンス機能
・桃太郎ソーラー
家庭用蓄電池


